仕事の中での自己実現が大切、それができない会社なんて無用
突然ですが、仕事は尊いものだと思います。
仕事によって、人は成長し、働くことの意義をみいだし、
困難に打ち勝つ自信を手に入れます。
そして、自分がやったことが対価としてのお金として返ってくる
幸せを感じることができます。
そうやって、仕事の中で、自己実現ができていき、
人は幸せに生きる事ができます。
今日はそんな一節を紹介します。
仕事の中での自己実現の大切さ
多くの人が、人生のなかで最もいい時期を働くことに費やしています。
だからこそ、働くことを通して自己実現を図るのは大事なことですし、
働くことを通じてなれる最高の自分に近づくことができたら、
すごく幸せなことだと思います。
自己実現できないというのは、
社会にとっても、当人にとっても非常にもったいない。
ですから、働くことを通じて自己実現するのは大きなテーマですし、
そのためにも「仕事を生産的なものにする」ことが大切なのです。
ドラッカーが『マネジメント』でいちばん伝えたかったこと。
小宮一慶
ダイヤモンド社
ぶん流解説
仕事の中で自己実現をしていくというのは、冒頭でも書いたように
大事な事だと思います。
人生のなかで20代、30代、40代、50代、(中には60代)と
人生を形作っていくために大事な時期を会社で過ごしています。
だから、会社で自己実現ができないととっても勿体ないことです。
でも、ほとんどの人は仕事=生活の為、仕事=辛い労働と捉え、
その仕事を楽しんで、自分を成長させていくという考えに至りません。
その一つの原因は、会社そのものにもあるでしょう。
経営者の考え方が社員=コストと捉えていれば、
自己実現の機会を与えることなく、
時間通りに、マニュアルどおりに言われた作業をこなす
それだけを求める事になるでしょうし。
いわゆるブラック企業のように、低賃金で、過重労働させて、
倒れたら、駒を変えるだけという会社もあります。
そういった会社と経営者がサラリーマンの自己実現を大きく阻んでいるのです。
そういった会社にいると、社員は何か勉強しようとか考えません。
毎日残業や休日出勤、サービスでくたくたですし、
自己を磨くための投資さえも低賃金の為できません。
そういった人の生活は、家に帰って、ご飯を食べて寝るだけです。
そういう生活からは、自己実現の欲求は生まれません。
それでも、努力する人はいます。
私も上記のような残業、休日出勤の毎日を送っていましたが、
常に勉強し、自分を高め、自己実現をする為に時間を費やしてきました。
そしてそれを仕事に応用し、改善を進めて実績を上げていきました。
そういった事ができる人はいいのですが、そうでない人もいます。
これは社会や会社自身が変わるしかないといえます。
コスト⇒人財に意識を変える経営者が一人でも増えることが重要です。
正直、社員が自己実現ができない環境の会社なんて、世の中に無用です。
長い目でみれば、そういう会社は淘汰されていくでしょう。
おわりに
思えば、私も仕事からたくさんの事を教わったと思います。
特に転職して、違う会社で仕事をするようになり、
自分の能力が全く普通の人と特異であることに気づきました。
私の前の会社ではあたりまえだと思っていた能力が、
他の会社に行くと、スペシャルな能力になっているのです。
でも、それは私自身が自己実現の為に仕事をやってきた
結果としてのご褒美なのだと今では思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。