うつ病サバイバル、怖さを乗り越えて進め
はじめに
うつ病で一番やっかいなのが、今まで普通にあった自信がなくなってしまう事だ。あらゆる事が怖くなる。
日常生活
例えば、子供におやつをあげるのが怖くなる。
自分があげて何かあったらどうしようと思って震えてしまう。
何とかなる、大丈夫という根拠のない自信がなくなって、頭の中が不安で一杯になってしまうのだ。
仕事では
もう1つ例えをだす。
例えば、仕事。
採用面接をやるとしょう。
まず、知らない人と話す。
怖い。
何か質問されても答えられない。
怖い
採用するにも、自分の判断に自信がもてない。
怒られたらどうしよう。
とにかく怖い。
自分の記憶に自信がない
うつ病になってから、玄関のドアの鍵をしめたか何回も確認するようになかった。
自分の記憶さえも自信がないのだ。
ついさっき、自分が鍵を閉めた行為さえも自信がない。
もし、閉まってなかったら、泥棒に入られてしまうので、怖いとなる。
ちなみに、今日は5回確認した。
自信のなさ➡恐怖
このように、仕事から日常生活にいたるまで、自信のなさから怖くて仕方ないのだ。
ちなみに、妻にこの怖くて不安な気持ちを吐露すると、
『あんた馬鹿じゃないの』
と一喝された。
私、真面目にうつ病なんですけど…。
小さな自信で怖さを越えていけ
うつ病になり、すべての自信が喪失したなら、自分で新しく作るしかない。
それは大きな自信ではなく、小さな自信の積み重ねが必要だ。
それは、挨拶ができた。電話ができたなど。小学生レベルの簡単な事でいい。
不思議な事に小さな自信の積み重ねが大きな自信を生むのだ。
本来、人は赤ちゃんの時から、失敗を重ねながら小さな成功を積み重ねて自信を作り上げているのだ。
うつ病は、それを根こそぎ奪う。
だから、もう一度スモールステップの積み重ねをやって自信をつけるしかない。
うつ病になった以上。元の自分に戻る事は決してない。
無理をすれば再発するし、脳細胞も破壊されている。
だけど、新しい自分になることはできる。
より幸せになることもできる。
怖さを乗り越えてサバイバルした後、きっと待っているのは、幸福だ。
無理をしない自分らしい生き方が待っている。
私は、うつ病は新しい幸福な生き方にシフトするための神様からのギフトだと考える。
でなきゃ、こんな苦しみ耐えられない。
うつ病サバイバルの先に意味を見いださないと生きていけない。
そんな体験をした。
だから、神様からのギフトを大事にして、一歩一歩あゆむ。