ふっと、かりそめの人間関係にハッとする
はじめに
十数年勤めた会社を退職した後に感じたことを書いてみようと思います。
会社の人間関係
サラリーマンは、人間関係さえも、会社に依存する。
そして、定年であろうが、転職であろうが、退職した時に、その本質に気づくのである。
会社の中に本当の人間関係は存在しないのである。
かりそめである。
ぶん流
解説 所属の人間関係
会社を辞めた瞬間から、仲が良かった(と思っていた。)人と疎遠になってしまうのです。
あんなに愚痴を言って、会社の将来を語り合ったのに音信不通になってしまいました。
もちろん、会社を辞めてからも、会う仲間はいますが、あんなにたくさんの人達と切磋琢磨したのにと思うと悲しいものです。
まあ、そういう自分も、以前は、辞めた人間とは全く疎遠になるほうだったのですから、人のことは非難できないのですが、自分がその立場になると寂しくなるものだなと思います。
そういう事を考えると、やはり、会社は会社という組織に所属した瞬間に成り立つかりそめの人間関係に過ぎないと思います。
お金を稼ぐ為に、人間関係を構築したに過ぎないのです。
だから、会社を離れれば関係は途切れるのです。
かりそめだとしても
しかし、かりそめだとしても、会社の人間関係は大事にする事は必要です。
たまに、かりそめを越えた付き合いができる人もいるからです。
ほとんど、99%が組織を離れれば消えてしまう人間関係でも、1%ぐらいは真の付き合いができる先輩や仲間がいるものです。
仕事以外での人間関係を作る?
これが退職後、孤独にならない為に非常に大事です。
ですが、日本企業は残業ばかりでプライベートな時間が作れず、休日は疲れを取り、家族と過ごすのが限界で、幅広い人脈を仕事以外で作れる人は少ないでしょう。
ですから、先にあげたように仕事の中から信頼できる友と呼べるような人を意識して作りあげる必要があります。
かりそめをかりそめで終わらせない工夫が必要なのです。
事実をポジティブに受けとめる
かりそめだと認め、会社の人間関係を再構築し、生涯の友人を作る努力をすることで、退職しても人生はより良いものになかっていきます。
私は、それを分かっておらず、途端に孤独になりましたが、きっと今の会社、環境下でそういう人をたくさん作って行きたいと思いますし、今からでも遅くないのだと思います。
事実を認めポジティブに受けとめると人生は変わって行くものです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。